対顧客向けに生成AIを活用するときに考慮する1つの観点とは ~Azure AI Content SafetyがGA(正式公開)しました~

生成AIを利用したアプリケーションを対顧客向けに提供する場合、そのアプリケーションがユーザーに対して、不適切(ヘイトフル、差別的、暴力的、性的、自傷的等)な表現を行うと、ユーザーがブランドやプラットフォームを離れる原因となり、ビジネスに損失…

ChatGPTの業務活用における考え方

ChatGPTの業務適用コンサルティングの一部を紹介 はじめに 皆様はChatGPTを日々、どのように活用されていますでしょうか? ChatGPTは非常に汎用性の高いAIですので、十人十色の活用方法があります。ChatGPTをどう業務に有効活用できるか?こういう使い方は可…

AzureでもGPT-3.5-Turboのファインチューニングができるようになりました!

GPT-3.5-Turboのファインチューニング 2023年8月22日(現地時間)に、米OpenAI社は「GPT-3.5 Turbo」のファインチューニングの提供を開始したという発表がありました。 openai.com Azureではこれまで、GPT-3系のみしかファインチューニングに対応していませ…

日米のAzure OpenAI Serviceの返答速度の比較

Azure OpenAI Service(AOAI)東日本リージョンができて約2ヶ月 7月のアップデートでAOAIが東日本リージョンにやってきました。 「ありがたや~」なのですが、提供開始当初は不安定だったり、バグがあったりとイロイロと気になる点があり、お客様から「東日…

Retrieval-Augmented Generationシステムの改善方法の紹介

こんにちは、AI製品開発グループのファイサルです。 この記事では、Know Narrator Searchで使用されている文章参照手法、Retrieval-Augmented Generation(RAG)の精度向上方法について紹介します。 はじめに ChatGPTを始めとした大規模言語モデル(LLM)の…

業務担当者がAIを育てる Expert in the Loop の試み

こんにちは、AI製品開発グループの太田です。 私は普段、製品開発と研究開発を担当しています。 さらに、データサイエンティストとしてAI関連プロジェクトのPoCも担当しています。 本コラムでは、ISIDのChatGPT製品であるKnow Narrator シリーズで実現しよう…

2023年夏 AI製品開発インターン参加報告

はじめに こんにちは、中村友亮(なかむら ゆうすけ)と申します。私は早稲田大学基幹理工学部情報通信学科4年生で河原研究室に所属しており、普段は自然言語処理についての研究を行っています。 現在はLLM(大規模言語モデル)のHallucination(AIモデルが…

ChatGPTのチャット履歴から自社サービス強化のための知見を得る

こんにちは、AI製品開発グループの太田です。 ChatGPTがOpenAI社から発表されて半年以上が経過しましたが、ChatGPTを様々な業務に適用しようとする試みが増えてきました。 ChatGPTと自社のデータを連携し、販売している製品や提供しているサービスのFAQシス…

ChatGPTとのチャット履歴の分析から社内の利用状況を把握する重要性と手法

こんにちは、AI製品開発グループの太田です。 自社の業務効率化のために、安全なChatGPT利用環境(以下、社内用ChatGPT)の社内導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。 これから検討を始める方もいらっしゃるかもしれません。 この記事では、Ch…

ChatGPTとのチャット履歴の分析から業務課題の仮説を立てる

こんにちは、AI製品開発グループの太田です。 昨年に登場してから注目を集め続けているChatGPTですが、現在急速にビジネスの現場への導入が進んでいます。 ChatGPTにより社内のDXを推進するためにはChatGPTをどのように活用して業務の効率化をはかるのか戦略…